Vol.220 第14回看護・リハビリテーション研究会を開催しました

叶谷教授の講評の後、約10分間の休憩を挟んで、後半のリハビリテーション部門の発表が行われました。リハビリテーション部門の座長と各研究テーマは下記になります。

リハビリテーション部門の全演題の発表後も、座長の可児部長から全体に関する下記の講評と1題ごとのコメントがありました。各チームは、ぜひ今後の研究に生かしてください。

グループが拡大し、病院・施設の数が増えました。残念ながら病院・施設間の質に差が出来つつあるという印象があり、今後の課題です。大学院卒や博士号を取得したリハ職のスタッフが、各病院・施設に在籍するようになっています。ぜひこうした人材を活用して、彼らが高い次元で学んだことをグループ内で共有できるといいと思っています。今まではグループ内に距離の問題もありましたが、今回WEB会議形式で開催して上手くいったので、一つ解決しました。東日本に広く分布するグループ法人の教育についてもリモートで実施するという可能性を示すことができ、次の発展につながると感じています。

現在、色々なことが制限されており、今まで通りというわけにいきません。しかし、そうした状況でも患者さんのために最善を尽くすのが、リハビリテーションの精神です。不自由な時代だからこそ、リハ職の皆さんには活躍できるチャンスが増えていると思います。ぜひ、それぞれの病院・施設で、力を発揮してください。今回は、こうした状況でも学ぶことを止めないという健育会の姿勢を、対外的にも示すことができた良い学会になったはずです。