Vol.235 【特別対談】慶應義塾大学・渡辺光博先生と描く遠藤エリアの未来像

臨床と同時に研究もできる
学会トップも羨む、充実した唯一無二の施設

渡辺:ラボでは研究者だけでなく、湘南慶育病院で働いている医師も診察が終わったあとや休日に研究をしています。

竹川:それが目的です。湘南慶育病院には常勤の医師のほかに、慶應義塾大学の教授・准教授・特任教授の方が何人もいらっしゃいます。

渡辺:先日、学会があった際に、湘南慶育病院とラボのツアーを行いました。日本を代表する学会のトップの先生たちが驚き「ここに引っ越してきたい」と漏らすほどです。医師として働きながら、研究も続けられる場所、民間病院でありながらもこれほど広いスペースを使える場は他には存在しません。

竹川:それは初耳でしたが、非常に喜ばしいことです。意欲のある医師にはどんどん来ていただきたい。実際に、この4月から常勤として就任した慶應義塾大学の医師が「研究ができる」との理由から派遣されてこられました。

渡辺:竹川先生の「後輩のために勉強をしてもらいたい」という強い思いを感じています。いまこうして私たちが研究できる環境――学生とともに、ご厚意に応えるべく成果を出そうと励んでいます。

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