Vol.266 今年度も万全な感染対策のもと、敬老会が開催されました

石巻健育会病院

  • 今年の敬老会は、新型コロナウイルス第7波の感染拡大の影響を踏まえ、参加人数を絞り、ご家族の来院・受入れについては取り止めとしましたが、敬老会運営職員が中心となり、患者さんに喜んでいただける企画・運営を心掛けました。
  • 式典は、最高齢103歳から喜寿77歳までの計13名の患者さんが対象でしたが、当日会場に参加できた患者さんは8名となりました。ご長寿の患者さんのご紹介に合わせて、手作りの記章と記念品を贈呈し、VTRにて患者さんお一人お一人に院内保育園の園児達からの、お祝いのメッセージを届けました。また、ご家族からの祝辞とお便りを職員が代読しご紹介させていただきました。
  • 催し物としましては、院内保育園の園児達からのお祝いの合唱をVTRにてお届けしたところ、園児達の元気な姿を見て患者さんの顔も自然とほころびました。つぎに外部ボランティアの方々による「沖縄エイサー踊り」の演舞を披露させていただきました。踊り手の皆さんの華やかな舞と熱気と三線の音に魅了され、患者さんと職員が一緒になって、大きな拍手を送りました。

また、今年の食事会は患者さんへ特製のお祝膳として、生ちらし寿司、煮しめ、茶碗蒸し、フルーツ盛り合わせ、蟹つみれと三つ葉の清汁を、当院栄養科より心を込めて提供させていただき、大変お喜びいただけたものと思います。

なお、今年度は式典会場より各病棟へテレビ中継を行いましたので、入院患者さんに楽しんで、ご覧いただけたものと感じております。また、会場における患者さんの記念撮影については、感染予防の観点から、今年もマスク着用のままとさせていただきました。

いわき湯本病院

  • 10時から院長・Ma-D・各階師長がそれぞれの病床をまわり、記念品を贈呈。あらかじめご家族にお願いし準備していたメッセージカードを師長が読み上げました。それぞれ心のこもったメッセージに涙する患者さんもおられました。また、ご長寿の患者さん(101歳・男性、100歳・女性、98歳・女性)には院長から特別な記念品を贈呈し、記念撮影をおこないました。また、事務部門・リハビリ部門はご家族からのメッセージをお聞きになっている患者さんの反応を映像におさめ、30秒程度の動画にまとめファミリーファーストのメッセージに添付して送信しました。
  • その後、リハビリ職員による福引きイベントを実施。芋掘りに見立てた大きなボックスから延びている束になった紐から一本を患者さんに選んで引っ張っていただき、引き当てたさつま芋・カボチャ・金のリンゴのそれぞれ対象となる景品(金のリンゴ:ひざ掛けor置時計、カボチャ:ブラシorコップorエコバック、さつま芋:ティッシュorマスクorタオル)をご自身で選択していただきプレゼントするというイベントを実施しました。

昼食は敬老会限定のスペシャルメニューを用意しました(お赤飯、澄まし汁には紅白の素麺、茶わん蒸し、天ぷら、鯛やまぐろの刺身、炊き合わせ)。食後には巨峰・メロンのフルーツの盛り合わせを味わっていただきました。

前週にクラスターが終息したということで、例年のようにホールに集合してのイベントは準備できませんでしたが、1週間という短い期間でイベントやプレゼントの企画、ご家族にお願いして手書きのメッセージを集めるなど患者さんに喜んでいただくために各部署知恵を出し合いました。