最新レポート

ベクトルを一つに合わせることが、大きな力を生み出す。

  • 健育会グループのMVVを踏まえ、そこに病院としての経営資源、地域の特性を加味し、その病院・施設のなすべきことをまとめたのが病院・施設理念である。
  • 健育会グループのMVVについては一言一句覚える必要はないが、自分が働く病院・施設理念だけはしっかりと覚え、自分たちの病院・施設が将来どのような姿を目指しているのかということを、一緒に働く職員全員が同じ絵を描けているようにまでなることが重要である。
  • 皆さんが病院・施設理念を理解し、それに向かって、一つの大きなベクトルになることによって、病院・施設は必ずや効率化して強い経営基盤を築くことが出来、地域社会を含めて多くの人が幸せになり、それがひいては社会貢献に繋がる。

チーム医療で質の「高い病院・施設」を目指す。

  • 健育会グループには、リハビリ病院、救急病院、介護施設など多様な病院・施設があるが、その内容の最大公約数が健育会グループのビジョン「クライアントの心を豊かにする病院・施設」である。
  • 全ての病院・施設でクライアント(患者さん・ご利用者、ご家族、地域、紹介元、取引先、職員、株主・社会)の心を豊かにできていると世の中から認められて初めて、健育会のミッションである「光り輝く病院グループ」になることができる。
  • そのために、我々はクライアントに対して何を提供していけばいいのかをまとめたものが、「バリュー:価値」である。
  • クライアントの方々が我々にどのような価値を求めているのかをしっかりと理解し、それに応えるサービスを提供することが重要である。
  • 患者さんは4つの機能を求めていることを理解する必要がある。4つとは、「医療」「介護」「生活活性化」「ホスピタリティ」である。
  • 同じ病気、同じ性別、同じ年齢の患者さんであっても、生きてきた歴史がお一人お一人違うので、それぞれ求めているサービスは違うはず。
  • その違いをきちんと理解して、様々な専門職が話し合いを重ね、その方にあった「手作りの医療・介護」をチームで提供することが大事である。私は、それができている病院・施設こそが「質の高い病院・施設」だと考えている。