>Vol.150
>理事長トーク
HOME

タイトルバー

そもそも「健育会」という名称は、初代理事長が1953年に竹川病院を開設する際に、医療法人の名前として命名しました。この名前には、「医療法人には医療の提供だけでなく、人々の健康増進や病気予防など幅広い役割がある」と考えた初代理事長の「人々の健康を育む存在でありたい」という思いが込められています。今年開設となる2箇所の病院・施設はまさに、「健育会」という名を体現するような病院・施設です。またこの考えは、今では当たり前になっているリハビリテーション、介護の先駆けになった考えであり、まさに64年後の私たち健育会グループの姿を言い当てたかのような名前は、先代理事長の先見の明であったと感じています。

診察する初代理事長(1953年頃)

診察する初代理事長(1953年頃)

診察する初代理事長(1953年頃)

医療法人社団 健育会

初代理事長は、リハビリテーションという概念がまだ一般的でなかった1965年に熱川温泉病院を開院しました。当時としては画期的な「温泉を活用しながらより専門的なリハビリテーションの提供が可能な病院」を創ったのです。また初代理事長はアイディアが豊富で、熱川温泉病院の病院食へ薬膳料理を導入したり、海草風呂を取り入れるなど、医療の枠にとらわれることなく良いと考えることは積極的に導入していく方でした。また、趣味だった釣りで新しい浮きを考案して特許を取得するなど、プライベートでもその才能を発揮していました。

現在の建物になる前の熱川温泉病院(1980年代)

現在の建物になる前の熱川温泉病院(1980年代)

理事長トーク