Vol.221万全の感染対策で敬老会が開催されました

医療法人社団 健育会 理事長竹川 節男

vol221 万全の感染対策で敬老会が開催されました

9月21日の敬老の日、健育会グループ恒例イベントの「敬老会」が開催されました。今年は新型コロナ禍での開催になったため、ご家族や地域の皆さん、ボランティアなど外部からの参加を制限するなど、万全の感染対策をとりました。こうした制約の中、患者さんやご利用者さんに楽しい時間を過ごしていただくため、各病院・施設では例年以上に趣向を凝らして、職員手作りの企画を展開。動画投稿サイトを使った敬老会の中継やオンライン面会の実施といった、コロナ禍での新しい取り組みもみられました。

敬老会は、普段なかなかお見舞いに来ることができないご家族にもお越しいただき、患者さんとの楽しいひとときを過ごしていただきたいとの思いから開催しています。しかし、24回目となる今年は、残念ながらご家族の皆さんを招待することができませんでした。また、日頃から面会制限を行っているため、患者さんやご利用者さんにお会いいただく機会が少ない状況が続いています。敬老会に限らず、コロナ禍においてご家族の皆さんが安心でき、患者さんとご利用者さんが満足できる入院生活を送っていただくにはどうすれば良いかということを考え、病院・施設の運営に取り組んでまいります。

敬老会大賞

病院部門

熱川温泉病院

【選定理由】
ミャンマー人技能実習生による伝統舞踊など職員による催し物が多く、活気があった。また、敬老会の模様を、写真投稿サイトや動画投稿サイトなどSNSを通じて配信するといった、コロナ禍での新たな取り組みを多く試みていたため。

施設部門

介護老人保健施設しおん

【選定理由】
職員による「南中よさこいソーラン節」や「はねこ踊り」で全てのユニットを回って一体感を生み出し、お寿司の実演で利用者さんの笑顔を増やしていた。また、当日参加できなかったご家族とのオンライン面会という新たな取り組みも行い、コロナ禍による規模縮小を感じさせなかったため。