Vol.225COVID-19(新型コロナウイルス感染症)等の
感染予防についての現況報告

医療法人社団 健育会 理事長竹川 節男

vol225

2020年1月に新型コロナウイルス感染症(COVID-19)国内初の感染者が出て、約1年。健育会グループでは、今後の感染拡大に向けてあらためて対策を講じました。ねりま健育会病院のクラスター発生によって苦境に立たされましたが、その経験をも教訓に、より現場に即した対応を行っています。今回は現状の報告を中心に、長期にわたる「感染の嵐」を見越した取り組みをお伝えします。

新型コロナウイルス感染症の第1波〜2波において、健育会グループでは集団感染もなく、2020年11月まで乗り越えることができ、業績も順調でした。
11月27日には、各病院のメディカルディレクター(院長)やマネージングディレクター、施設管理者を対象にしたオンライン会議を実施。12月から予想される第3波を鑑み、「感染対策を第一」に考え、感染並びにクラスターの発生を抑えるよう伝えました。予算目標は二の次です。