Vol.283 健育会グループ創立70周年記念式典を開催しました。

司会は元日本テレビアナウンサーの馬場典子さんに担当していただき、いよいよ式典がスタート。まずは今回の式典のために制作した、健育会グループの紹介も兼ねた70周年のビデオを放映しました。

私からは、以下のようなご挨拶をさせて頂きました。

皆様、ようこそお越しくださいました。健育会が70年の歴史を築き上げて本日この日を迎えられたのは、ご列席の皆様、病院・地域の方々、お取引頂いている会社の方々、行政の方々、職員、多くの方々に支えられてきたお陰であると心から感謝しております。

1953年の病院開設以来、創業者である父が40年間理事長を務めた後、私が引き継いで30年間理事長を務めて参りました。映像でもご紹介しましたように、父と私は経営スタイルこそ全く異なりますが、目指すところは同じです。「健育会」という名の通り、「人々の健康を育む」ことがこのグループの原点であります。

この10年でグループは拡大し、現在は9病院、12介護施設、総ベッド数2500床、総職員数4000人となりました。特に平成29年には、ねりま健育会病院、ライフサポートねりま、そして湘南慶育病院が誕生しました。

ねりま健育会病院は、当時の練馬区長であった前川燿男氏の「練馬区にも竹川病院のようなリハビリテーションの専門病院が欲しい」という要請にお応えして開設いたしました。

湘南慶育病院は、慶應義塾大学湘南藤沢キャンパスとのコラボレーションにより計画され、健育会が運営主体となって開設いたしました。当時の学部長で、本日ご列席頂いている村井純先生、國領二郎先生には大変なご尽力を賜りました。また当時の塾長であられた清家篤先生にも応援して頂きました。

振り返ると10年前、私の大変尊敬する山中伸弥先生がノーベル医学賞を受賞された時に、「自分の恩師からVision & Work hardと常に言われていた」という話を聞きました。そこで私は健育会60周年の際に、「Vision & Work Together !」というキャッチフレーズを策定いたしました。

70周年を迎えた現在、私は職員の意識の高さを実感しています。今年の春に行ったアンケート調査でも、グループの方針に対する理解は非常にポジティブな結果となり、大変嬉しく思っております。同時にこの仲間となら、our teamとしてどんな難局も乗り切っていけると確信を持ちました。

本日は大変お忙しい皆様方の貴重なお時間を頂き、誠にありがとうございます。限られた時間ではございますが、最後までお楽しみ頂ければ幸いでございます。