Vol.191 湘南慶育病院が開院し、1年が経ちました。

これまでまずはフルオープン、そして患者さんを増やしてベッド稼働率を上げることが第一の目標となっていましたが、現在やっとその目標が達成されましたので、今後は医療の質を高めることに力を入れていきたいと考えています。質を高めるということは、それぞれの患者さん・ご家族の希望をいかにして治療に反映させていくかということですが、そのことに関してはドクターだけでなく、看護・介護・セラピストなど全員一体となって質の向上を目指していけるようにしていきたいと考えています。また幸いにもこの1年間、大きなトラブルは発生しませんでした。それに甘んずることなく、しっかりとした危機管理もしていきたいと考えています。

2018年9月に230床フルオープンとなり、その後短期間でベッド稼働率を90%まで上げられ、ほぼ満床に近い状態を維持しているのは素晴らしいことだと思います。来年はセラピストを中心にたくさんの職員が入職すると聞いています。若い職員が増えていくことで、病院全体がさらに活気付いてくるのではないかと思います。病院理念も定まり、鈴木先生のリーダシップの元に職員がベクトルを一つにしていくことができれば、比較的早い時期に経営も安定化し、予算達成も実現するのではないでしょうか。期待しています。