Vol.193 新入職員に直接、グループが目指すべき方向性を話しています。

全ての責任は理事長である私が取る。

皆さんに要求することだけでなく、私から職員の皆さんに約束することは、3つあります。
一つ目は「仕事のやりがい」を感じながら働くことができる職場を作ること、二つ目は「一人ひとりの人生の夢」を職員が持てる職場を作ること、三つ目は「医療・介護に携わるものとしての使命感」が育つ職場を作ることです。これは、私の理事長としての責務です。

これから、医療職として成長していく皆さんには、患者さん・ご利用者のために自分で良いと思ったことは、上司と相談しながらどんどんチャレンジして欲しいと思います。皆さんが患者さんのために、ご利用者のために良いことをしようとしてチャレンジしたことは、いかなる結果になろうとも全ての責任は私が取ります。アメリカのトルーマン大統領は「The buck stops here.」という言葉をモットーとして掲げ、その言葉が書かれたプレートを、自らのデスクに置いていたと言います。これは「仕事の最終責任は私にある、私が全責任を取る」という意味です。

私も同じことを皆さんに約束します。
「全ての責任は理事長である私が取る」。
ですから安心して、チャレンジして欲しいと思います。

これらの研修の機会には、新社会人・中途採用の職員ともに、外部講師である株式会社ビーフォーシーの相部博子先生をお招きして接遇についての研修を行なっています。医療・介護の技術の向上はもちろん接遇についても、各病院施設で行われているOJTで伝えられる部分は多いと思いますが、特に接遇については、患者さん・ご利用者、ご家族が「どう感じるか」という客観的な視点が必要です。その点、長年健育会グループの研修に携わってグループのことをよく理解していただいており、かつ一般企業などでも幅広く接遇研修を行っていらっしゃる相部先生から教わる内容は、他社事例などを含めた多面的・実践的なものであり、必ずや職員の力になるものと考えています。

研修を機会に新社会人・中途採用の職員の皆さんが、志をともに働く仲間となり、「光り輝く民間病院グループ」で働く「光り輝く職員」になっていくことを期待しています。