Vol.261新型コロナウイルス“第7波”に対する健育会グループの対応

医療法人社団 健育会 理事長竹川 節男

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7月以降、全国的に新型コロナウイルス感染症の新規感染者が増加傾向にあり、政府は”第7波”と認めました。これに伴い、健育会グループでは第6波までの経験と知識をもとに、柔軟かつ適切な対応をとっていきたいと考えています。そこで理事長の私から、7月19日時点の感染状況と今後の対応策についてお伝えします。

新型コロナウイルス感染症は7月以降全国各地で新規感染者が増加し、オミクロン株BA.5系統への置き換わりが進んでいます。これを受け、内閣府の新型コロナウイルス感染症対策本部が、新たに感染拡大への対応を打ち出しました。

まず第7波の特徴については、既存のオミクロン株と比較した重症度の上昇は見られないとした上で、60歳以上の重症化率は、60歳未満の者と比べて著しく高いと伝えています。

これに対する政府の基本対応は、新たな行動制限を行うのではなく、社会経済活動をできる限り維持し、新型コロナウイルスと併存しつつ平時への移行を慎重に進めていくこと。さらに、医療負担に直結する重症化リスクのある高齢者を守ることに重点を置くとしています。

健育会グループではこうした政府の対応を踏まえ、現在行っている基本的なコロナ対策については制限をできるだけ強めることなく、継続していく考えです。