Vol.346 「バッカーズ寺子屋」の塾生に向けて講演を行いました

講演では、企業が存続する上で「経済的価値」と「社会的価値」の両輪を創造することの重要性や、経営者に求められるべきマインドについて、医療分野からの視点も含めてお話ししました。

日本資本主義の父と称される渋沢栄一は、豊かな社会の実現には、誠実さと義理を尊ぶ「武士の精神」と、利益と産業を育む「商人の才」を兼ね備えねばならないと説き、「士魂商才」という言葉を掲げました。
私は、渋沢栄一が掲げたこの言葉をなぞり、健育会グループの経営指針を「医魂商才」という言葉で表現しました。

健育会グループでは、診療行為に関する責任と病院経営の責任を明確に分担した「ツートップ制」という、医療と経営の役割を分離する仕組みを取り入れています。
私が約30年前に理事長へ就任した際に導入した「ツートップ制」をはじめ、健育会グループではDXの推進や、医療人としての使命感を育む環境づくりなど、医療と経営の両面で様々な創意工夫を凝らし、日々の活動に励んでいます。
こうした積み重ねによって、経営環境が厳しいとされる医療業界にありながら、健育会グループは効率的かつ質の高い医療を提供し続けることができています。