Vol.287 新型コロナウイルス感染症5類移行後、初めての敬老会が開催されました

石巻健育会病院

  • 今年の敬老会は、ご家族の来院・受入れについては、2名迄とし、敬老会運営職員が中心となって、患者さんに喜んでいただける企画・運営を心掛けました。
  • 式典は、最高齢104歳から喜寿77歳までの計12名の患者さんが対象でしたが、当日会場に参加できた患者さんは10名となりました。ご長寿の患者さんのご紹介に合わせて、手作りの紀章と記念品を贈呈し、院内保育園の園児達から、お祝いのダンスを届けました。園児達の元気な姿を見て患者さんの顔も自然とほころびました。また、ご家族からの祝辞とお便りを職員が代読しご紹介させていただきました。今年度も昨年同様、患者さんの安全を第一に考え、終始和やかな雰囲気の中、ご長寿のお祝いを開催することができたと思います。

催し物としましては、外部ボランティアの方々による「すずめ踊り」の演舞を披露させていただきました。踊り手の皆さんの華やかな舞と熱気に魅了され、患者さんと職員が一緒になって、大きな拍手を送りました。
また、今年の食事会は患者さんへ特製のお祝膳として、生ちらし寿司、煮しめ、茶碗蒸し、フルーツポンチの盛り合わせ、蟹つみれの清汁を、当院栄養科より真心込めて提供させていただきました。大変お喜びいただけたものと思います。
なお、今年度も式典会場より各病棟へLIVE中継を行いましたので、参加出来なかった患者さんにも楽しんで頂けたものと感じております。また、会場における患者さんの記念撮影については、今年はマスクなしとさせていただきました。

いわき湯本病院

  • 9時からご長寿の皆さん5名(98歳3名、100歳1名、105歳1名)に院長・ディレクター・看護部長がそれぞれのお部屋に伺い記念品の贈呈をおこないました。各階師長は職員とともに各部屋をまわり記念品をお渡しし、事前にご家族にお願いし、送っていただいていたメッセージカードを読み上げお渡ししました。
  • 10時30分からのステージイベントは本来であれば外来スペースに患者さんをお連れし、ご家族の皆さんもお招きして行う予定でしたが、1階病棟で新型コロナウイルス感染症が発生していたこともあり、談話室と2階リハビリ室に会場をわけ、2階患者さんを談話室、3階患者さんをリハビリ室にご案内してスタート。ボランティアさんによるギター演奏(川の流れのように、上を向いて歩こう ほか)、カンボジアの技能実習生によるダンス「私たちのお国の踊りを見てください」やいわき湯本病院フラガールによる「アロハ」を披露し、入院患者さんに楽しんでいただきました。

12時からは刺身や天ぷらなど栄養科職員が腕を振るった敬老祭特別食を召し上がっていただき、大いに喜んでいただくことができました。
前週にクラスターが終息したということで、例年のようにホールに集合してのイベントは準備できませんでしたが、1週間という短い期間でイベントやプレゼントの企画、ご家族にお願いして手書きのメッセージを集めるなど患者さんに喜んでいただくために各部署知恵を出し合いました。