Vol.287 新型コロナウイルス感染症5類移行後、初めての敬老会が開催されました

花川病院

  • 患者さんからのご希望もあり、初めて屋外での開催となりました。40名以上の職員が一丸となってテントを25張立てるという大掛かりな準備から始まり、ご家族へのお土産に用意した「はなカフェ」で患者さんが召し上がっているパンを可愛くラッピングする職員もいて、チームみんなで準備を行いました。
  • 11時から最高年齢者の表彰式を各病棟で行い、表彰された5名の患者さんと一緒にお祝いしている患者さん、職員から笑顔が溢れていました。その後、開会式の様子を全館に中継し生駒副理事長の挨拶、調理長の食事紹介などで盛り上がりました。
    お食事は「花川特製海鮮ちらし」に「4種の茸の味噌汁」「具だくさん茶碗蒸し」「甘酢生姜の酢の物」「季節の果物 ぶどう」と豪華なメニューに患者さんの幸せホルモンがたくさん溢れているのが伝わってきました。

患者さんにとって久しぶりに外へ出てのイベントでは、「なると屋」さんのキッチンカーに来てもらい「ザンギ」と「ポテト」をつまみながら、ご家族との団らん。デザート(?!)には職員が作った「綿あめ」を頬張りました。また、アトラクションとして、「輪投げ」「射的」「ガラポンくじ」に参加して楽しいひと時を過ごした後は、お待ちかねの「花川神輿」とよさこい「健龍嵐舞」のショーで会場はご家族も一緒に大盛り上がりとなりました。最後に雨が降ってきましたが、テントを移動して通路を作るなどで臨機応変に対応し、それもまた楽しい思い出となりました。

大泉学園複合施設 ねりま健育会病院/ライフサポートねりま

  • 今年の敬老会には4年ぶりに患者さん・ご利用者のご家族をご招待することができました。患者さん98名・ご利用者76名、そのご家族192名、そして職員181名の総勢547名での久しぶりに大規模な敬老会となりました。
  • ゾーン・時間分けをした上で、1Fガーデンに設置された屋台(かき氷・綿あめ・ドリング・嚥下フーズ・焼きそば・フランクフルト・射的・ヨーヨー釣り)の各ブースにご家族と一緒に患者さん・ご利用者が職員に付き添われ、思い思いに飲食やゲームを楽しんでいらっしゃいました。ある患者さんは、「久しぶりのビールだ。」と言いながら、満面の笑みをたたえながら、本当に美味しそうに飲んでいらっしゃいました。それを見ていたご家族が涙を浮かべながら、優しく微笑んでいらっしゃったのが、とても印象的でした。

一方、1Fリハ室では、今年も職員有志で結成された「ねりけんBAND」の演奏会を午前2回、午後2回開催しました。今年はサックスとキーボードの2名のみでの演奏となりましたが、ピンクレディーのUFOを演奏した時などは手拍子やダンスが自然に発生した他、アンコールのシュプレヒコールが巻き起こるなど、大いに盛り上がりました。患者さん・ご利用者からは口々に「感動した。」「もっと見たい。」との心からの喜びの声が聞こえてきました。館内に入り、2F病棟と3F老健では、リハビリテーション部職員有志が神輿練り歩きを行ない、お祭りムードを一段と高めていました。患者さんやご利用者にも神輿担ぎに参加いただいた時などは、患者さん・ご利用者の笑顔が満ち溢れていました。
夕方の表彰式では、病院で対象者3名(米寿2名・卒寿1名)、老健11名(米寿1名・卒寿9名・百一賀1名)の皆さんに、酒向院長より表彰状とお祝い品を手渡しました。
患者さん・ご利用者・ご家族・職員の笑顔が絶えなかった特別な一日となったことは間違いなく、参加された皆さんにとっては思い出深い敬老祭となりました。