Vol.324 2025年度新入職員研修を開催しました。

何かをやり続けるということは、時に困難を伴うものだと思います。僕も、日本代表になりたい、日本一になりたいと強く願い続けていました。しかし、ただ思っているだけでは、それを実現することはできません。
しかし、続けたからといって、必ず目標を達成できるという保証もありません。それでも、僕は努力を重ね続けました。なぜなら、続けない限り、その行動が「正解」だったのか「不正解」だったのかさえ、判断することができないからです。
続けていく中で初めて答えが見つかり、次の段階へと進むことができるのです。
何度も繰り返すように、何かを継続することは容易ではありません。僕にも、練習先の体育館へ向かう足が重い日がありました。皆さんも、仕事へ行きたくないと感じる日が出てくるかもしれません。
しかし、僕は継続することを諦めませんでした。「今日も行かなければ」「今日もやらなければ」と自分に言い聞かせ、毎日努力を続けました。
だからこそ、日本一になることも、日本代表になることもでき、27年という長い間、現役のプロ選手として活躍することができたのです。
継続する力は、成長をする上で極めて重要です。困難な道のりかもしれませんが、どうか諦めずに挑戦し続けてください。
皆さんの人生は一度きりしかありません。しっかりと目標を持ち、努力し続けてください。皆さんが健育会グループで、立派な医療人として成長されることを心から願っております。

午後の部では、近隣の如水会館と神田カンファレンスルーム内の4会場に分かれて、ディスカッション形式のオリエンテーションを行いました。

相部博子先生、大内裕香先生、会田愛子先生、藤澤美奈子先生の4名の講師陣がそれぞれ各会場を担当し、医療者の対人力、組織人に必要な6つの意識、仕事の進め方、e-mailのマナー、コミュニケーション向上のスキルについての研修を行いました。

研修2日目でも、引き続き4つの会場に分かれ、高齢者への接し方、医療者に相応しい言葉づかい、電話での対応などについてディスカッションや発表を交えながら多くの成功体験を積みました。